エディンガー-西脳核:収縮、瞳孔収縮、脈絡膜血流に影響を与える入力源

本研究では神経解剖学的手法を用いてハトのEdinger-Westphal Nucleus(EW)への求心性を検討した. EWには副交感神経の前交感神経ニューロンがあり、動眼神経を経由して毛様体神経節に投射する(Narayanan and Narayanan, ’76; Lyman and Mugnaini, ’80)。 毛様体神経節は、毛様体、虹彩括約筋、脈絡膜血管の平滑筋といった眼球内部の筋組織を支配している (Marwitt et al., 2003)。 鳥類では、虹彩括約筋と毛様体を支配する毛様体神経節のニューロンは外側EW (EWl) の細胞から特異的に入力を受け、脈絡膜血管を支配するニューロンは内側EW (EWm) の細胞から入力を受ける (Reiner et al., ’83). 5222>

EWへの求心性を調べるために、西洋わさびペルオキシダーゼ(HRP)の注射をこの核に行った。 その結果、網膜受容性の視索前野核である視索上核と、網膜受容性の視床下部核である視索下核にラベル化された細胞が観察された。 我々は以前、これらの領域がEWへの求心性の源であることを確認した(Gamlinら、’82, ’84)。 さらに、これらのHRPをEWに注入すると、眼球運動核の外側と腹側の内側中脳回廊形成(MRF)および前胸腺下核の背外側の吻側外側中脳回廊形成(LRF)の局所領域に標識細胞が出現した。 MRFへのトリチウムアミノ酸の注入はEW全体を標識したが、LRFへの注入はEWの外側のみを標識した。 5222>

本研究により、鳥類のEWへのこれまで知られていなかった2つの入力源が同定された。 MRFと吻側LRFは共に終脳視覚運動野と中脳視覚構造から求心性神経を受け、また吻側LRFは中脳視覚運動野から求心性神経を受け、さらに吻側LRFは中脳視覚運動野から求心性神経を受ける。 MRFのEWへの入力は、瞳孔径、調節力、脈絡膜血流に直接的または調節的に影響を与える可能性があり、LRFのEWへの入力は、調節力とおそらく瞳孔近接反応の制御に関与している可能性がある

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