それは鳥か? 飛行機なのか? いいえ、イカです

2013年2月8日

by 小澤春美

北海道大学 村松康太氏が7月25日に撮影した画像です。 2011年、北西太平洋で空中を舞うミズイカの姿。

ある種の海洋イカは、捕食者から逃れるために、ウサイン・ボルトよりも速いスピードで30メートル以上空中を飛ぶことができると、日本の研究者は金曜日に発表しました。

ネオン・フライング・スクイッドは、高圧で水を噴射して海から自らを推進し、その後、ヒレを開いて最高で秒速11.2メートルで滑空すると、北海道大学の山本潤教授は発表しました。

オリンピック金メダリストのボルトが昨年のロンドン大会で優勝したときの平均秒速は10.31メートルでした。

「イカが飛ぶのを見たという目撃者や噂は常にありましたが、実際にどのようにしているのかは誰も解明していませんでした。 このような状況の中、山本氏はAFPに対し、「私たちは、それが本当に真実であることを証明しました」と語りました。

研究者によると、空飛ぶ軟体動物のメカニズムを説明したのは初めてです。

彼らのボートが近づくと、20センチ(8インチ)の生物は漏斗状の茎から強力なジェット水流で空中に飛び出したのです。

「水の噴出が終わると、ヒレと腕を広げて滑空します」と山本教授の研究チームは報告書で述べています。

「着水すると、ヒレはすべて元の位置に折り返され、衝撃を最小限に抑えます」

研究者が撮影した写真には、20匹以上の生物が水上を完全に飛行しており、推進ジェットからの水滴がはっきりと見える。

イカは約3秒間空中にいて、30メートル以上移動する。これは、食べられることから逃れるための防衛戦略だと山本氏は考えている。

しかし、海から出たことで新しい前線が開かれ、頭足類は他の捕食者に弱くなったと付け加えた。

この研究は、ドイツの科学雑誌「マリンバイオロジー」に今週掲載されました。

この発見のニュースは、他の日本人科学者が先月、自然の生息地である太平洋の深い場所で、捕らえにくいダイオウイカの写真を世界で初めて公開したことを受けて発表されました。

日本の国立科学博物館は、日本の公共放送局であるNHKと米国のディスカバリーチャンネルと協力し、水深0.5km以上での巨大生物の撮影に成功した。

科学者にとってのダイオウイカ(Architeuthis)の映像は、何世紀にもわたって船乗りが報告してきた、海に住む準神話的な獣の最後の証拠を提供するものでした。 彼らは、それが10メートルよりも長く成長することができると言います。

(c) 2013 AFP

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