Protein intake from dairy food increases bovine beta-casomorphin 7 in human mature milk

Bovine beta casomorphin 7 (BCMb-7) is an opioid peptide that increase risk to develop cardiovascular disease, type one diabetes, sudden infant death syndrome, autism and schizophrenia. BCMb-7は、牛乳、チーズ、ヨーグルトのほか、乳児の血液、自閉症児の尿、ヒトの乳汁などの生体試料から検出されている。 この横断的研究の目的は、メキシコ人女性の母乳中のBCMb-7の存在と乳製品の摂取が関連しているかどうかを調べることである。 メキシコのケレタロ州の農村地域に住む78人の女性から、産後3週間から16週間の間に3つのヒト乳サンプルを入手した。 BCMb-7はUltra Performance Liquid Chromatography Mass Spectrometry(UPLC-MS)により測定された。 乳製品摂取量は、3回の24時間記録と食物摂取頻度調査票を用いて評価した。 乳製品の摂取量は、全乳、さまざまな種類のチーズ、ヨーグルトを評価した。 すべての女性が少なくとも1日1回、いずれかの乳製品を摂取していた。 成熟ヒト乳中のBCM-7濃度は0.84±1.01ng/mLであった。 女性の1日あたりの総タンパク質摂取量は68.5±21gであった。 乳製品からのタンパク質摂取量が多い女性(>40g)は、乳製品からのタンパク質摂取量が少ない女性(<33g)と比較して、ウシBCMb7濃度(> 0.90 ng/mL)が有意に高かった(p=0.029)。 乳製品タンパク質を10g摂取するごとに、BCMb-7の濃度が上昇する確率は1.18倍になった(p=0.034)。 結論として、乳製品の高摂取は、メキシコ人女性のヒト乳中のBCMb-7濃度を増加させる。

支援または資金提供情報

本研究は、ConacytおよびFOPER 2015(UAQ)

により資金提供されたものである。

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