胚が子宮に着床するまでの期間
胚の着床とは、胚盤胞とも呼ばれる受精卵が子宮壁の内膜に付着する段階のことをいいます。 この着床が妊娠の始まりとなります。
正常な妊娠では、着床はいつ行われるのですか?
この質問に答えるには、妊娠する仕組みを理解する必要があります。
- 無防備なセックスをすると、精子は膣を通り抜け、子宮頸部を通過して卵管に到達します。 ここで精子は卵子と結合しやすくなります。
- 精子が卵子と結合すると受精します。
- 受精卵は、子宮内膜にくっつき、妊娠が成立します。
ですから、子宮への着床の時期は、一般的には性交渉後7~14日目ということになります。
体外受精の場合、受精卵やヒト胚盤胞は通常殻から孵り、体外受精胚盤胞移植の5日目から1~2日目くらいに着床を始めます。 つまり、卵子が受精してから約7~8日後に着床することになります。 正常妊娠と体外受精の着床までの期間は、ほぼ同じです。
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