緑色の膣分泌物。
緑色や黄緑色のおりものに、不快なにおい、かゆみ、膣内の熱感を伴う場合、トリコモナス膣炎や、外陰部と膣に同時に起こる炎症の兆候であることがあります。
ほとんどの場合、緑色のおりものは他の症状を伴っていることがほとんどですので、できるだけ早く婦人科を受診して、最適な治療をお勧めします
緑色の膣分泌物の主な原因
トリコモナス症
トリコモナス症とは、トリコモナス原虫による膣炎で、性感染症の可能性もあり、STD(性感染症)とみなされるものです。 この膣炎は、緑がかったおりもののほか、性交時の痛み、不快な臭い、刺激、性器のかゆみ、排尿痛、トイレに行く回数の増加などを引き起こします。
トリコモナス症の治療は通常、メトロニダゾールやチニダゾールなどの抗生物質薬を使用し、1日2回、5~7日間服用してください。
外陰炎
外陰炎は、外陰部と膣の両方に同時に起こる炎症で、外陰炎(外陰部の炎症)と膣炎(膣の粘膜の炎症)を合わせたようなものです。 この炎症により、緑色の膣分泌物のほか、炎症、かゆみ、赤み、性器の炎症、不快なにおい、排尿時の不快感や灼熱感などが生じます。
外陰炎は、細菌、真菌、ウイルス、その他の寄生虫、あるいは泡、石鹸、香水などに含まれる化学物質など、さまざまな原因によって現れます。
外陰炎の治療は、感染の種類と原因に応じて、抗生物質、抗真菌剤、抗ヒスタミン剤などが一般的に使用されます。 例えば、外陰炎が製品へのアレルギー反応によるものであれば、抗ヒスタミン剤のアレルギー治療薬を使用して治療します。
緑色の膣分泌物の家庭用治療法
治療を完了するために、緑色の分泌物の治療に役立つ家庭で行うべきポイントをご紹介します:
- 性器部分を1日に2~3回、流水で石鹸無しで洗ってください。
- 温かいお湯やグアバ茶で入浴すると、性器のかゆみが緩和されます。
- きつい下着や合成繊維の下着は避け、綿の下着を選びましょう。
おりものに変化があった場合は、体が異常を訴えている可能性があるので、注意して、できるだけ早く婦人科を受診しましょう。
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