結膜炎はいつまで感染しますか?

Reviewed by Burt Dubow, OD

ピンクアイの女の子

ウイルスや細菌による結膜炎の場合、症状(目が赤い、かゆい、水っぽい、目やにを伴うことがある)が現れてからは数日から数週間感染する可能性があります。

学校や保育園では、結膜炎と診断されたお子さんには、症状が治まるまで自宅待機を求めることが多いようです。 結膜炎がいつまで感染するのか、いつまで家にいるべきなのかを判断するのは、少し難しいかもしれません。 一般的には、結膜炎の明らかな症状が見られなくなれば、仕事に復帰したり、学校や保育園に戻ったりしても大丈夫だと言われています。 また、白目の赤みも取れているはずです。

伝染性結膜炎の治療法

結膜炎が細菌によって引き起こされた場合のみ、外用抗生物質軟膏や目薬が結膜炎の有効な治療法になります。 この場合、点眼薬や軟膏が効き始め、結膜炎が伝染しなくなるまでには、最大で24時間必要です。

結膜炎がウイルスによる場合は、単に感染が進行すればよいのです。 ウイルス性結膜炎の治療法はありませんが、炎症を鎮める潤滑性のある目薬で症状を和らげることはできます。

目のアレルギーによる結膜炎の場合は、感染することはありませんが、ご自身やお子さまがどのタイプの結膜炎なのか、検眼医にご相談ください。

アレルギー反応で目が赤くなった場合は、抗ヒスタミン剤の入った目薬で症状が緩和されることがあります。 また、冷湿布も効果的です。

伝染性結膜炎にかかった場合

結膜炎の原因がわからなければ、いつまで伝染するのか正確に判断することは困難です。

たとえば、はしかやそれに伴う結膜炎の症状を引き起こすルベオラウイルスは、非常に感染力が強く、2週間以上続くこともあります。

また、未処理のプール水などの水源に含まれる特定のアデノウイルスにさらされると、感染性の結膜炎にかかる危険性があります。

また、あなたやあなたの子どもが、汚染されたタオルやベンチの上など、環境中に存在する細菌やウイルスにさらされることによっても感染する可能性があります。

汚染されたものを洗浄・消毒しない限り、環境暴露のリスクは何週間も続く可能性があります。 このため、感染性結膜炎にかかった場合は、目がきれいになっても、マスカラブラシなどのアイメイク用品を廃棄するとよいでしょう。

治療を受けていても、10日ほど経過しても結膜炎の症状の改善が見られない場合は、視力測定医に相談してください。

ページ更新日 2020.11

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