奇妙な「ペニスヘッド」魚が発見される

頭にペニスがある新種の魚がベトナムで発見された。 しかし、それはあなたが想像しているようなものではなく、実際にはもっとひどいものでしょう。

この魚は、ベトナムのメコンデルタで研究者によって発見されたPhallostethus cuulongという魚です。 東南アジアに生息する、小さくて痩せた、ほぼ透明な体を持つ魚のグループであるPhallostethidaeの最も新しいメンバーで、性器の位置によって区別される。

オス魚のペニスのより専門的な名称はpriapiumで、複雑で筋肉質の器官が、まるで魚の顎に付いているかのようである。 プリアピウムには、尿道口と肛門のほか、交尾の際にメスにしがみつくための骨状の棒とノコギリ状のフックが含まれているとのことです。 2915>

フックは不吉に聞こえるかもしれませんが、実用的な機能を果たしているようです。 ほとんどの魚では、受精はメスの体外で行われますが、Phallostethus cuulongと他の仲間では、卵は体内で受精されます。 セックスの際に仲間に引っ掛かることで、オスの魚がより確実に受精できるのだろう。

Phallostethus cuulongの染色した雄標本の頭部と体前部の側面図です。 性器はプリアピウムと呼ばれ、棒状の構造(トクサクチニウム)と鋸歯状のフック(クテナクチニウム)の2つの骨性器がある。 (Image credit: L.X. Tran, Zootaxa)

ペニスの配置が奇抜な魚ですが、怖い性器を持つ生物はこの魚だけではありません。 雌雄同体のウミウシ、Siphopteron quadrispinosumは、セックスの際、オスの役割を果たすと、注射器のようなペニス付属器を使って相手を刺し、前立腺液を体内に注入するのである。

この新しい魚の標本は、ベトナムのカントー大学の研究者と、東京の長尾自然環境財団の動物学者、渋川浩一氏によって収集・研究されました。 新種は、ベトナムのソクチャン省とトラビン省の流れの緩やかな濁った運河や河川の岸辺の浅瀬で採取された、雄6匹と雌3匹の計9匹の標本から知られています。

Phallostethusの説明は、雑誌Zootaxaの7月号に詳しく掲載されています。 Facebook & Google+でもやっています。

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