ポリオのワクチン（注射）

副作用は何ですか？

• 注射した場所の赤み、腫れ、痛み

ポリオとは？

ポリオ（小児麻痺）は、ポリオウイルスによって起こる、身体障害および生命を脅かす病気です。 このウイルスは、人の脊髄に感染し、麻痺（体の一部が動かせない）を引き起こします。 ポリオウイルスによる麻痺は、ウイルスが神経系で複製され、攻撃されることで起こります。

5歳以下の子どもがかかることが多いです。

ポリオに感染すると、どのような症状が出ますか？ 一部の人（100人中25人）には、インフルエンザのような症状が現れます。 これらの症状は通常2～5日続きます。

まれに、ポリオウイルス感染症が非常に重篤になる場合があります。 200人に1人の割合で、腕や足、あるいはその両方に衰弱や麻痺が生じます。 この麻痺や衰弱は一生続く可能性があります。

一生麻痺が続くリスクは非常に深刻です。 完全に回復したように見える子どもでも、15年から40年後に、新たに筋肉の痛みや脱力、麻痺が生じることがあります。

ポリオで麻痺が生じた100人の子どものうち、約2人から10人は、ウイルスが呼吸を助ける筋肉に影響を与えるために死亡します。

• 感染者の便（うんち）、
• 感染者のくしゃみや咳の飛沫、

感染者の便や飛沫が手につき、口に触れると感染することがあります。

感染者は、症状が出る直前から2週間後まで、他の人にウイルスを広げる可能性があります。

• ウイルスが感染者の便の中に何週間も住んでいることがあります。

アメリカではまだポリオに感染しているのでしょうか？

いいえ、ワクチン接種プログラムの成功により、アメリカでは30年以上ポリオが発生していませんが、世界の他の地域ではまだこの病気が発生しているのです。 他の国からポリオを持った人が1人渡航するだけで、米国にポリオが戻ってくるのです。