サンタンデールのポルトガル部門会長、コロナウイルスで死亡

LISBON/MADRID (Reuters) – スペイン最大の銀行、サンタンデンのポルトガル部門のアントニオ・ビエイラ・モンテイロ会長が2日にコロナウイルスによって死亡、ポルトガルでの2人目の犠牲者となったと関係者がロイターに対して語った。

ビエイラ・モンテイロ氏(73)は7年間の最高経営責任者(CEO)を経て、2019年にサンタンデール・トッタの会長に就任した。 ポルトガルの緊縮財政、経済、債務危機の時期に同行を率いた。

サンタンデールの広報担当者は、ヴィエイラ・モンテイロ氏が死亡したことを確認したが、それがコロナウイルスによるものかどうかは明言しなかった。

ポルトガルの新聞Jornal Economicoによると、Vieira Monteiroは今月初め、被害の大きいイタリアへの旅行後に検疫にかけられ、先週からリスボンの病院で集中治療を受けていた。

ポルトガルはコロナウイルスの確定症例を448件報告しているが、隣国のスペインの13,716件をはるかに下回っている。

ポルトガルは月曜日に最初のコロナウイルスによる死亡を報告し、さらに多くの死亡が予想されると述べた。 マルタ・テミド保健相は、最初の死亡者はリスボンで入院していた持病のある80歳の男性であると述べた。

(Reporting by Catarina Demony and Patricia Vicente Rua in Lisbon and Jesus Aguado in Madrid, editing by Andrei Khalip, Angus MacSwan and Louise Heavens)

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