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ゴーストプラントの育て方
多くの多肉植物と同じように、ゴーストプラントを育てる。 ゴーストプラントは、基本的な栽培条件を満たしていれば、メンテナンスが少なくて済む植物です。
光
ゴーストプラントは、日当たりのよい場所か明るい日陰で最も美しく育ちます。 十分な光が当たらない植物は、脚を伸ばし、葉を落とすことがあります。 観葉植物として育てる場合は、南向きか東向きの窓辺で管理しましょう。
ゴーストプラントは、光の当たり具合で色合いが変わり、同じ種類の植物が別の品種のように見えてしまうことがあります。 また、日陰では特徴的な青灰色の葉になり、一日中日が当たると赤みがかった葉になります。
用土
多肉植物の大半と同様、ゴーストプラントは健康な根系を維持するために、良い水はけを必要としています。 降雨量が多い地域ほど、ゴーストプランツのために水はけをよくする必要があります。 庭が粘土質の土壌の場合は、少なくとも15cmの高さのあるベッドを使い、砂利や砂と、ピート、コココワール、市販の培養土などの有機物を半分ずつ混ぜた植え付け用ミックスを使用します。 日当たりがよく、夏の気温が高い屋外で育てている植物は週に1回程度、観葉植物であれば隔週で水やりが必要です。 室内のゴーストプランツは、ロゼット内に水が停滞しないよう、土の高さで水を与えます。
温度と湿度
ゴーストプランツは暑い気候で成長しますが、水はけの悪い土壌の地域では過湿が問題になります。 ゴーストプランツをコンテナやレイズドベッドに植えたり、他の植物と間隔をあけて空気の循環をよくすることで、植物を健康に保つことができます。
肥料
すべての植物が成長するためには栄養分が必要ですが、多肉植物は栄養分の少ない土でも成長し、過度の肥料は葉を焼いてしまうことになります。 肥料茶や堆肥のサイドドレッシングなど、土を豊かにする方法で、ゴーストプランツの元気を保つのに十分です。
鉢植えと植え替え
ゴーストプランツは根が浅いので、頻繁に植え替える必要はないでしょう。 鉢からはみ出したら、葉に付着している粉状のプルイノースを傷つけないよう、丁寧に、最小限の扱い方で植え替えます。
増殖
新しいゴーストプランツの増殖は簡単で、1枚の葉から始めても、健康な塊から生まれる多くの仔のうちの1つを植え替えてもかまいません。
ゴーストプラントの毒性
ASPCA によると、ゴーストプラントは犬、猫、馬には無毒です。
剪定
ゴーストプラントが新しいロゼット仔を作るとき、太い茎で行うので時間の経過と共に脚長になることがあります。 この脚の生えた枝は、目指す姿によって、植物の魅力を引き立てることもあれば、無残な姿になることもあります。 伸びすぎた分枝を剪定して仔株を植え替えたり、友人と共有したり、堆肥の山に入れたりします。
容器で育てる
幽霊植物を容器で育てると、この多肉の特性を目の高さまで持っていくことができます。 土は硬質か軽質のものを選び、背の高い植物に埋もれないよう、容器の縁に寄せ植えをしましょう。 ゴーストプランツの淡いグレーの葉は、セダム’Firecracker’のような同じような栽培条件を持つ紫の葉の植物と美しいコントラストを見せます。
種から育てる
ゴーストプランツは挿し木から育てるのが一番早いですが、種からたくさんの株を作って庭を広く埋めることも可能です。 花が枯れた後にできる実生から小さな種を採取するか、種を購入します。 種は無菌の培養土に蒔きます。 種が散らばらないように、霧吹きで水をやります。
一般的な害虫/病気
ゴーストプラントが成長したら、株元にある枯れた葉を取り除きましょう。 腐った葉は、ミーアリブなどの害虫の住みかになります。
ゴーストプラントとクジャクエケベリア
スギゴケ科の多肉植物には、多肉質の葉や低く成長する性質など、いくつかの共通した特徴があります。 ゴーストプラントとクジャクエケベリアがよく似ているのは、水分を保つために粉状のプルイノースコーティングを施していることが一因です。 外見は似ていますが、屋外で多肉植物を育てる場合は、植物の耐性を知っておくことが大切です。 ゴーストプラントはゾーン7まで丈夫ですが、ピーコックエケベリアはゾーン9~11の植物としてはるかに優しいです。
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