アレムツズマブ注射液（慢性リンパ性白血病）

アレムツズマブ注射液は、骨髄で作られる血液細胞の数を減少させる可能性があります。 異常なあざや出血、体に赤や紫の小さな血の斑点、青白い肌、脱力感、過度の疲労感などの症状が現れたら、すぐに医師に連絡してください。 小さな切り傷や擦り傷から大量に出血することがあるので、治療中はケガをしないように特に注意が必要です。 柔らかい歯ブラシで歯を磨き、ひげを剃るときは電気かみそりを使い、接触するスポーツやけがをする可能性のあるその他の活動は避けてください。

Alemtuzumab 注射は、感染と戦う能力を低下させて、重い感染や生命にかかわる感染を起こすリスクを高めることがあります。 発熱、咳、のどの痛み、傷口が赤くなる、膿がにじみ出る、治りが遅くなるなど、感染の兆候が現れたらすぐに医師に連絡してください。

アレムツズマブ注射液による治療中は、感染のリスクを減らすために予防措置を取る必要があります。 医師は、感染を防ぐために特定の薬剤を処方します。 治療中および治療後少なくとも2ヶ月間は、これらの薬を服用していただきます。 これらの薬は指示通り正確に服用してください。 また、頻繁に手を洗い、咳や風邪などの伝染性の感染症にかかっている人を避けなければなりません。 アレムツズマブ注射液による治療中に何らかの輸血が必要な場合は、照射済み血液製剤（免疫力が低下した人に起こる可能性のある特定の重篤な反応を防ぐために処理された血液製剤）のみを受け取る必要があります

アレムツズマブ注射液を投与中に重篤または致命的な反応を経験するかもしれません。 あなたは医療施設で薬の各用量を受け取り、薬を受け取っている間、医師はあなたを注意深く観察します。 医師はこれらの反応を防ぐために特定の薬剤を処方します。 アレムツズマブの各投与を受ける少し前にこれらの薬を服用します。 医師は低用量のアレムツズマブから投与を開始し、あなたの体が薬に適応できるように徐々に増量していきます。 発熱、悪寒、吐き気、嘔吐、じんましん、発疹、かゆみ、呼吸や飲み込みの困難、呼吸困難、喉の締めつけ、目や顔、口、唇、舌、喉の腫れ、声がれ、めまい、ふらつき、失神、速い心拍や不整脈、胸痛

医師や検査室の予約は全て守りましょう。 アレムツズマブ注射液に対するあなたの体の反応を調べるため、治療中や治療後に医師が特定の検査を指示します。

アレムツズマブ注射液を受けることのリスクについて医師に相談してください。