アフリカCDC本部起工式

中国が支援するアフリカ疾病管理予防センターの本部起工式と除幕式が12月14日、エチオピアのアフリカ村で行われた。

式典では、中国アフリカ連合代表部の劉玉熙代表とアフリカ連合社会問題コミッショナーのアミラ・エルファディル氏が、AUやアフリカ各国の代表や外交官を前にスピーチを行った。 また、AUの社会局は他のAUの部門やユニットと協力し、プロジェクトの実現に必要なすべての書類や承認の迅速な処理を確保したと述べた。

「AUと中国のパートナーシップは戦略的であり、AUはアフリカとの相互協力を求めるすべてのパートナーに手を差し延べている。 また、南アフリカ共和国のシリルラマフォサ大統領とAU議長が、アフリカワクチン戦略をサポートするコンポーネントとして、COVID-19アフリカワクチン獲得タスクチームを設立した努力を称賛します」とエルファディル氏は述べました。 劉氏はこのプロジェクトの意義を強調し、中国とアフリカは常に互いに支え合い、肩を並べて戦うと述べた。

「中国は最も困難な時期に直面した時、アフリカ連合とアフリカ諸国から貴重な支援を受けた。 パンデミックの発生がアフリカに及んだ時、中国はアフリカ16カ国に医療専門家チームを派遣し、アフリカ42カ国とペアアップ病院協力を構築し、アフリカ連合とほぼ全てのアフリカ諸国に緊急医療品を提供した」と劉氏は述べた。

北京からのビデオリンクを通じて、中国の銭克明商務次官はアフリカCDCの構築は中国アフリカ協力フォーラム2018北京サミットでの公約に従うための具体的行動だと話した。 銭氏はさらに、中国がCOVID-19との戦いでアフリカを引き続き支援し、今年中にアフリカCDC本部の建設を予定より早く開始するという習近平主席の言葉を強調した

「起工式はプロジェクトを新しい段階に導くだろう。 中国とアフリカの実務協力におけるこの旗艦プロジェクトがアフリカの人々に利益をもたらし、中国とアフリカの友好のためのもう一つの輝かしい手本となることを期待している。 このような状況下、「中国がアフリカ連合との協議と協力を通じて、アジェンダ2063の実施に向けた共有利益を追求する原則にコミットする」とQian氏は述べた。

エチオピアの保健大臣Lia Tadesse氏は、アフリカ連合と中国に感謝し、アフリカCDCはより健康で強いアフリカに向けて弾力のある保健システムを構築するアフリカの能力を強化する重要な機関であると付け加えた。